こんなお悩みはありませんか?
- 転倒やスポーツ中の接触で肩が外れた
- 肩の形が変わって見える、腕が体から離れたまま動かせない
- 一度外してから、くり返し外れるようになった
- 腕を上げる動作が怖い、また外れそうな感じがする
- 脱臼の治療後、復帰に向けて何をすればよいか分からない
肩関節脱臼とは
肩関節は可動範囲が大きいぶん構造的に外れやすい関節です。転倒して手をついたとき、腕を後ろに強くひねられたとき、スポーツでの接触などで、骨が受け皿から外れます。
多くは前方に外れ、腕を体につけられない、肩のまるみが失われるといった見た目の変化が出ます。初回の脱臼で関節の支持組織が傷つくため、一度外すとくり返しやすくなるのが大きな特徴です。特に若年層ほど再脱臼率が高いとされています。
医療機関の受診が必要なサイン
- 肩の形が明らかに変わっている
- 腕をまったく動かせない
- 腕や手にしびれ、感覚の鈍さがある
- 手の色が白い、冷たい
- 強い腫れや内出血がある
脱臼には骨折をともなっていることがあり、その見極めにはレントゲン検査が必要です。自分で戻そうとせず、すぐに医療機関を受診してください。
当院でできること
骨折・脱臼の患部への施術は、応急手当を除き、医師の同意が必要です(柔道整復師法第17条)。当院では応急手当を行ったうえで、提携する整形外科と連携し、医師の同意のもとで施術を行います。
応急手当
受傷直後にご来院いただいた場合は、腕を安定させる固定と安静の確保を行い、速やかに医療機関の受診をご案内します。
固定期間後のリハビリ(医師の同意のもと)
整復と固定を受けたあと、医師の同意が得られた段階で、硬くなった肩甲骨や周囲の筋肉の状態を整えていきます。固定期間中に落ちた機能を戻していくことが目的です。
再脱臼を防ぐための運動指導
肩の安定に関わる筋肉の使い方と、外れやすい肢位を避ける動かし方をお伝えします。競技復帰を目指す場合は、段階を追って進めます。
肩関節脱臼の主な原因
- 転倒して手や肘をついた
- ラグビー・柔道・スノーボードなどでの接触や転倒
- 腕を後ろに強くひねられた
- 以前の脱臼で支持組織が傷ついている
- 生まれつき関節が緩い
日常生活で気をつけたいこと
- 固定具は自己判断で外さない
- 腕を外側にひねりながら上げる動作を避ける(外れやすい肢位です)
- 痛むほうの腕で吊り革をつかまない
- 寝返りで腕が引っ張られないよう、クッションで支える
- 復帰の時期は必ず医師の指示に従う
回復までの目安
固定期間はおおむね3〜6週間、競技復帰までは3か月以上かかることもあります。年齢や外れ方、支持組織の傷み具合で大きく変わるため、具体的な見通しは診断を受けた医療機関でご確認ください。
よくある質問
外れた肩を自分で入れてもいいですか?
絶対にやめてください。骨折をともなっていることがあり、無理に戻すと血管や神経を傷つけるおそれがあります。すぐに医療機関を受診してください。
保険は使えますか?
急性のケガ(骨折・脱臼・打撲・捻挫など)は健康保険が使える場合があります。ただし骨折・脱臼の施術は、応急手当を除き医師の同意が必要です。詳しくは健康保険・労災保険での施術をご覧ください。
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